榊 記彌栄のライブ見聞録

箏曲家 榊記彌栄の情報です。

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第1部は、榊のライブ、最初に今回のタイトルにちなみ、歌唱と箏で古典の名曲「千鳥の曲」で決める。
次に榊の近作「風流ル(フルル)」をベースに、石丸のフルートといさじのチャンゴが加わりセッションを行った。
第2部は、宮田洋子のパフォーマンス「忘れ潮」。
「忘れ潮」とは意味深な響きであるが、女性ジェンダーの肌理(きめ)を感じさせたパフォーマンスであった。
ほのぼのとしたシュールさがにじむ、それでいて決して難解ではなく、軽いエロティシズムとお笑い、最後の決めのパートで風船が割れなかったというハプニングもあったが、エンタテーメントで美しい。
彼女は、はるか太平洋上のキリバス島でスキューバダイビング三昧をした経験があり、彼女のいつ
もの手であるが、ブラックライトに沈む空間に蛍光・発光する色彩は、確かに深い海に熱帯の魚たちが泳いでいるようだ。
また水や波の音がする手作り楽器を観衆に配ってパフォーマンスの役回りに引き込むという観衆参加が重要な要素として構成され、それは都会のアンダーグランドで行われた新しい「儀式」だったかも知れない。
音楽的には、催馬楽(さいばら)か、初期演歌の泣き節のような榊自作のシンプルであるが印象深い歌がパフォーマンスの始めと終わりに流れ、清水修作曲「六つの断章」をベースに即興的要素を加えたリミックスと、いさじによる様々な打楽器を使った効果音的な即興が、パフォーマンス空間を彩った。
また観衆参加による手作り楽器の合奏(?)も、思った以上に成功したと言えるだろう。
当日楽座は宮田効果で満杯のお客さんで大いに盛り上がった。
(石丸良道)

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榊 記彌栄 CD 目次
(画像をクリックすると詳細情報が表示されます)

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【箏一会】こといちえ



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【DRAGONSCALES―鱗―】




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【DRAGON SCALES ―鱗―】
転生する箏 ― 熱波の鱗から、音は発つ。
ハレ・レーベル (商品番号:HALE002CD) 2,800円(税抜) *発売中

直線的・鋭角的で、切れ味バツグンの演奏を聴かせる榊記彌栄は、楽器に感情をまるごとあずけて音楽にドライブ感を与えてゆく。冒頭、深いエコーが海底をイメージさせる斎藤徹との演奏から、昂揚する感情はすでにピークを迎えている。(音場舎 評)

箏というと堅苦しい古典や現代邦楽を思い浮かべる人が多いだろうが、しなやかな感性でワールドミュージック的ともいえる広がりを持った音世界を聴かせる。表層的にロックやタンゴなどの要素を取 り入れるのでなく、箏の中に多彩な音楽の要素が息づいている。(YBミュージック 評)
CDのお問い合わせはこちらへ…
 [HALEレーベル] TEL: 082-249-5453 E-mail:hap@urban.ne.jp
 [Office RIN] TEL: 082-541-4227 E-mail: info@sakaki-kimie.com


各界のさまざまの方から、高い評価をいただいております。一部、ここにご紹介いたします。

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水島裕雅(広島大学教授)
榊 記彌栄は宇宙の美しい巫女である。
彼女が琴を弾ずるや、その調べは風雲とともに天に昇り、宇宙の原初の音楽と和す。

現代の物理学によると宇宙の根源は超高密度の紐(宇宙ひも)であったという。
それゆえ、われわれは風の音を聞くときに宇宙のゆらぎを感じるのであろう。

日本の音楽(邦楽)はこうした自然の奏でる音を音楽の根源としてきた。
邦楽を聴き慣れてきた我々の耳と脳とは西洋音楽を聴き慣れた耳と脳とは違うという。
角田忠信の『右脳と左脳』によれば、日本人の8割は邦楽器音を言語音と同じく左脳で聴いているが、日本人以外の多くは邦楽器音を雑音、機械音と同じく右脳で聴いているという。また、日本人は左脳で動物・虫・鳥の鳴き声、小川のせせらぎ、波・風・雨の音などをも聴いている。われわれは古来こうした自然の音を意味あるものとして聴いてきたのである。


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仁田一也(株式会社瀬戸内海汽船 会長)
榊さんは自分の箏を語って「ガラスのさざ波が寄せてくるような…」という。
それでは痛そうだという人がいて、CDのタイトルを「DRAGON SCALES(龍のうろこ)」にした、という。
箏はもともと龍になぞらえて作られたもの、更に、音が音に重なりあって、ちょうど龍のうろこのように、キラキラ輝く。
しかしこれだけのことを「DRAGON SCALES」というタイトルから感じとれる人があるだろうか? たぶん無い。
これは遊びである。商品として売り出すCDなら、もっと解りやすい、売りやすいネーミング等があった筈だ。
しかし、ともう一度反問する。
遊びで良いではないか? いや遊びだから、素敵ではないか。
マイナーコンサートを続けてきた榊さんが、CDというメジャーな手法をとってしまって、自分で戸惑っているようだ。
迷ってみるのも遊びのうち、龍となることを夢みて、たとえミミズに終ってしまっても、ミミズとなって、キラキラ光りながら大地を耕すのも、また貴いことではないだろうか。


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メスカリア “トヨの はらっぱ”
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今日における「神楽」的なるもの、「時空を超えた世界」と交感する宇宙活劇の創作を目指す本集団の実験的意欲作品、メスカリア “トヨの はらっぱ”公演は、「神楽」という広島に伝承された芸能を他地域にはない文化的資源として捉え、その精神とエッセンスを、現代において再創造することを目指しました。
公演の反響は、賛否両論。
公演後もブログなどを通してさまざまな意見が飛び交うというポレミックなものとなりました。

*メスカリア(造語):音楽とダンスパフォーマンスのコラボレーションで綴られる“Cosmic Drama”‥いわば現代の「神楽」か!

日時:平成19年12月19日(水)/20日(木)、二日公演・両日 19:00~20:30
会場:アステールプラザ 多目的スタジオ
入場者数:289人(2日)
内容:メスカリア “トヨの はらっぱ” の公演
公演時間:90分
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<トヨのイメージ>
日本昔話のルーツを探ると〝トヨ(台与)〟にたどりつく!
今!トヨが時空を超えて甦る!
伝説のヒーロー、ヒロイン、ここ(EMH) に集合。
〝豊饒〟の世は復活するだろうか!?
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■プロット
登場人物
トヨ : 迷える皇女
スサノオ : 熱血漢、異星から現る
童子 : もしかしてエンジェル?(トヨの弟)
ヒミコ : 時の証人(巫女・トヨの一族)
猿田彦 : 哀しみの導師
オロチ : 〝業〟のブラックホール     

■あらすじ■
( 序 )
昔々、赤い鼻のおじいさんと白い面をつけたおばあさんがおったそうな。
二人は、天をこがす赤いおおきな太陽をみておった。
すると、そこには何やらうごめく怪しい影‥おぞましい世にも恐ろしいオロチの姿‥。

あれから幾万年経ったことか。
星は何やら騒がしく悪臭ただようまるでモンスターのようにベルトコンベアーに乗せられて動く工場のようだ。
街角では、一人の少女が捕らえられコンテナに閉じこめられてしまった。
自分を助けるために捕らえられた姉を想って泣く少年。
少年に手を差しのべる青年!
この青年スサノオは、どこの星から来たのか、少年の持つ「青い珠」を見て驚く。
それは長い間さがし続けていた「青い珠」。少年からその珠を受けとり、スサノオは刀を振りかざし、少女を救うため戦いにいどむ!
戦う相手はオロチ、力のかぎり戦いはつづき星は戦場と化す。
やがてこの戦いに力尽きたおれてしまうスサノオ。
その時、暗闇に沈んだ星に一筋の光が差し、赤い鼻のオキナが静かに現れる。
その手には美しく輝く珠が‥その珠とスサノオの持つ「青い珠」は合体して「和みの光」を放つ。
その光を受け「和みの心」を悟るスサノオ。そして「和みの心」から発する光はオロチをつらぬき、やがて龍となり七色のウロコを打ち鳴らし天を駆ける。
少女は放たれ、その美しい微笑みは星を豊かな緑に変え、星は幾万年を経て麗しく甦る。
少女の名は「トヨ」。
「はらっぱ」は美しく甦った。
しかし少年は見た。龍のウロコの中にただ1 枚だけある暗黒のウロコを。

*「はらっぱ」とは、ただの「原っぱ」でもあるし、全ての「有」を含む「無」の空間のこ
とでもある。

「卑弥呼はすでに死んでいた。
あらためて男王を立てたが、国中は不服として、そのため殺し合いになった。
当時千人余りを殺した。倭人たちはまた、卑弥呼の一族の娘で十三歳の台与(とよ)を王に立てた。
国中はようやく、定まった。(「魏志倭人伝」より)」


【わざおぎ】
★トヨ/志賀 あか里(ダンス・芝居・ボーカル)
★スサノオ/國本 文平(コンテンポラリーダンス)
★ヒミコ/宮脇 百合江(ボーカル・小芝居)
★猿田彦/鼓谷 義之(笛、口上、舞)
★童子/丸橋 光生(サンゲチチ/小芝居)
★異形のヤカラ /Choro、美音異星人、福田博文、糟谷聖佳、栗栖直美(仏陀)、タムラ・ド・ヒサシィ(単独旅行舎)、平岡 睦子(シシ虫)、林 恵里(広島吹奏楽団)、槙野由佳(広島吹奏楽団)、大須賀ロケットピストルズ、大須賀芸能(音、パフォーマンス演技)
★民 /St.miki TREASURE SHIP & 嵐舞琉(ひろしま祭り舞) 

【音 方】
★「オロチ・ドラム」 /貞永 聖文(DS,SAMPLES,VOICE)、
★Keyboard,percussion,etc. / Bom(光行 剛)
★箏13絃・17絃 / 榊 記彌栄

【制作スタッフ】
★座長 /榊 記彌栄
★舞台監督 /木谷 幸江(SHINOMOTO)
★演出コーディネート /石丸 良道、宮脇 百合江、黒田 大祐(サンゲチチ)
★伝統芸能考証・所作指導 /鼓谷 義之(伝統文化コーディネーター)
★映像 /新田 憲太郎(SORA-CS)、
★美術/石丸 良道、黒田 大祐、丸橋 光生
★衣裳 /志賀 典子
★メーク/祝 弘子
★音響/大木 剛(SHINOMOTO)
★照明/森 裕美(SHINOMOTO)
★舞台装置/田添 正俊(美術センター)
★フィギュア監修/スポックWAKASA
★企画・制作/ EMH (Ensemble Myth Hiroshima)


◆公演実施上、特に工夫した点
1.「神楽」という広島に伝承された芸能を他地域にはない文化的資源として捉え、その精神とエッセンスを、現代において再創造すること。
2.様々なジャンル、異質な「表現空間」どうしをそれぞれ損なうことなくいかに融合や対決に導くか挑戦した。(あえて劇的空間を統一的な視点で統御するという意味での演出を行いませんでした)
3.会場の特性を考慮した演技及び鑑賞空間、つまりひとつの劇場世界の構築設定を工夫した。

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<空間設定デザイン>
おろち
<「おろち」デザイン>


◆評価と課題
賛否両論。
公演後もブログなどを通してさまざまな意見が飛び交うというポレミックな公演となりました。
統一的な視点で統御するという意味での演出方法を取らなかったため、劇空間に矛盾や衝突、破綻が見られました。
これは最初から予測されたものだが幾分克服が要請されるでしょう。
また集客の課題も残りました。
全般にこの度の公演は、これからのオリジナルな地域文化確立、市民文化創造にたいする考え方に一石を投じたものと確信しています。


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第一回 安佐乃南座 「楽の里」 2000年3月5日
出演者
☆坂「雅正会」、☆よーれん(尺八/月野龍治、二胡/姜暁艶、ピアノ/西本絵里子)
☆祇園郷土芸能を語る会☆和太鼓/彩鼓
☆長束神社木遣り保存会☆長束神社太鼓☆郷土神楽研究会
☆箏・十七絃/榊記彌栄
☆パーカッション/小松葉子
☆ケーナ&フルート/石丸良道
○企画/榊記彌栄○脚本&演出/五十嵐美佐子

第二回 安佐乃南座 「楽の里」 2001年3月11日
出演者
☆北の庄一座☆和太鼓/彩鼓
☆ひろしま少年少女合唱団
☆フラメンコ/ロス・スエニョス
☆メゾソプラノ/宮脇百合江
☆ギター/徳武正和
☆長楽寺神楽団
☆安の扇子踊り保存会
☆郷土神楽研究会
○企画/榊記彌栄○脚本&演出/五十嵐美佐子

第三回 安佐乃南座 「小鬼の夢」 2003年3月9日
出演者
☆芝居:安井静江、草譯貴矩
☆バレエ&唄/志賀あか里
☆バレエ/アビート・バレエキッズ
☆和太鼓/彩鼓
☆箏/榊記彌栄
☆ケーナ&フルート/石丸良道
☆尺八/山本観山
☆ピアノ/中西隆
☆篠笛/こうの ともみ
☆パーカッション/水木恒夫とパーカッショングループ
☆扇子踊り/安の扇子踊り保存会
☆神楽/三城田神楽団、郷土神楽研究会
○企画/榊記彌栄○脚本&演出/五十嵐美佐子○舞台監督/木谷幸江○衣装/志賀典子

第四回 音劇レヴュー 「龍の衣」 2004年3月21日
全ては龍の衣が奪われたことから始まった‥
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出演者
☆箏・十七絃/榊記彌栄
☆舞踊/中田千湖
☆篠笛・能管/福原一
☆キーボード/野村彰浩
☆パーカッション/光行 剛
☆身体表現/身体表現サークル
☆声・その他/寺内大輔
☆声・動き/丸町年和
☆即興演奏/三宅 珠穂
☆箏合奏/箏曲グループOKOTO組RIN
☆芝居:瀬野三枝子、瀬戸純司
○座長&構想創案/榊記彌栄○脚本&演出/五十嵐美佐子○舞台監督/木谷幸江○概念&美術構成/石丸良道○映像/新田憲太郎○彫刻/「餓鬼像」:和田拓治郎


□第五回 音劇レヴュー 「龍の衣」エピソードⅡ「サンダーラプソディー(雷狂騒曲)」
2005年3月13日
雷神たちの狂騒に竜神は怒る‥
出演者
☆気:箏/榊記彌栄
☆手織り女:メッツォ・ソプラノ/宮脇百合江
☆語り部:朗読/瀬野三枝子
☆雷神たち:ドラム/羽野昌二、パーカッション/水木恒夫、パーカッション・ディジュリデュー/光行 剛
☆村人たち:“和太鼓、風雅”、チンドンパフォーマンス/大須賀ロケットピストルズ
☆SOAPSUDS:藤井政美(サックス)、中野力(ベース)、藤井学(ドラム )
○座長&構想創案/榊記彌栄○脚本&演出/五十嵐美佐子○舞台監督/木谷幸江○概念構成/石丸良道○美術構成/和田拓治郎○映像/新田憲太郎

□第六回 音劇レヴュー 「蛍光灯の下で‥」 2006年3月11日
蛍光灯は戦後、日本に急速に普及し61年‥現代に至る。蛍光灯の下で時代を生きた、戦争を知らない子供達‥「団塊の世代」を問う。
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出演者
☆箏・十七絃箏/榊記彌栄
☆舞踊/池澤嘉信
☆篠笛/梶川純司
☆ボーカル&ギター/石澤良一
☆クラブサウンド/The Spins
☆小芝居/サンゲチチ
☆フォークBand団/大須賀ロケットピストルズ
☆歌劇団/ティンクの嘘泣き
☆コンテンポラリーダンス/国本文平
☆まつり舞/トレジャーシップ&翔龍
○座長&構想創案/榊記彌栄○構成・演出/末田 晴○舞台監督/木谷幸江○映像/新田憲太郎○美術構成/石丸良道


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広島市安佐南区文化センターを拠点に、本来、地域の「文化祭」という性格で出発したこのプロジェクトは、2000年の旗揚げ公演から2006年にかけ6回の公演を行いました。

回を重ねるごとにオリジナル企画の色彩を濃くし、毎回、若手、ベテランと、話題の出演者やアーティストを迎え、「音劇レヴュー」というコンセプトのもと、音楽、芝居、ダンス、パフォーマンス、映像、美術で構成された「ジャンル統合型」のステージに挑戦しました。

公演については、アート志向と、地域の「文化祭」として担わされた誰もが楽しめるエンターテーメント志向という、ともすれば相反する二つのテイストが混然として織り成され、まさに地域特性の上に成立した「キッチュ」な表現空間となりました。

この公演が投げかけたものは大きく、今後、舞台表現活動における一つのモデルとして捉えられるものと思われます。

主催:安佐南区文化の祭典実行委員会
会場:広島市安佐南区民文化センター


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不思議表現集団“EMH”-アム とは
■Ensemble Myth Hiroshima アンサンブル・ミス・ヒロシマ(アム)

2002年から2006年にかけ6回の公演を行った「安佐乃南座」のコンセプトを継承し再出発した公演集団。
今日における「神楽」的なるもの、「時空を超えた世界」と交感する“Cosmic Drama”の創作集団です。
それは即ち明日の「神話(Myth )」の追求です。

EMHの沿革
本会結成の前、2000年から2006年にかけ「安佐乃南座」として6回の公演を行いました。
■2007年6月、「安佐乃南座」のコンセプトを継承し再出発。EMHを設立。
■2007年12月19日/20日 メスカリア “トヨの はらっぱ” エピソードⅠ オロチ戦争 公演
 (広島市・アステールプラザ・多目的スタジオ)
■2008年12月19日  Live composition TOYO × MATRIX (トヨ・バイ・マトリックス)公演
 (広島市アステールプラザ多目的スタジオ)

代表:石丸 良道  
座長:榊 記彌栄

「安佐乃南座」について


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【箏一会】こといちえ

CDのお問い合わせはこちらへ…
 [Office RIN] TEL: 082-541-4227 E-mail: info@sakaki-kimie.com

~解説~

(雪)  箏独奏のための “調べ三章” SHIRABE SANSHO
沢井忠夫 ◎1989年作曲(榊記彌栄委嘱作品) 箏独奏 
この曲はレミラシ4音の調弦に基づいた3つの小品からなり、2/4 と6/8が同時進行する複合リズムを中心とする第一章。自由なリズム、つまり演奏者の呼吸に委ねられた音の動きの第二章。4音の重なりの持つ重厚な響きを6/8に整え、活気に満ちた動きの第三章。と夫々に違ったリズム形態を展開している。(作曲者)

(月)“夢”YUME ~ 箏独奏のための「小さな春」より
沢井忠夫 ◎1976年作曲 箏独奏 
箏独奏のための「小さな春」は、独立した4つの小品からなり、それぞれ“鳥” “水” “夢” “花”のタイトルがつけられている。タイトルから受ける印象とはうらはらに。技巧的にはかなりの難曲で高度なテクニックが要求される。小鳥のはなやぎ、ぬるむ水、夢は暁を彷徨し、花は春爛漫をうたう。心うきたつ春の出来事‥この録音では。第三曲“夢”が収められている。

(花の一) “鳥のように” TORINO YOUNI
沢井忠夫 ◎1985年作曲 箏独奏
鳥のように大空を翔けることができたら‥という夢は誰もがもっている。それは普段、意識の底に眠っているが、何かのきっかけで時折目覚める。例えば、憧れの時、よろこびの時、それは心を満たし、大空を漂う。鳥のように。(作曲者)

(花の二)  “絵夢” EMU 
栗林秀明 ◎1976年作曲  箏・ケーナ二重奏
曲は、作曲者が晩秋の勝尾寺の山中に佇んで聞いた風の音をテーマに、尺八と箏のための二重奏としてロマンチックな曲想にまとめられたものである。この録音は、尺八のパートを南アメリカアンデス地方の笛・ケーナで演奏したものである。

(衝)“みだれ”(乱輪舌) MIDARE
八橋検校 作曲 ◎古典  箏独奏(本手)
乱輪舌は通常「みだれ」と称し調べものの部に属す。「みだれ」は、段または拍数の制限がなく。楽曲は、作曲者八橋検校の力量によって、総て窮屈なところがなく、活躍自在な自由さを示している。なお、輪舌は林雪と書き、林の中に雪が深く降り積もっている風情を作曲したという説もある。


(想) “風が” KAZE-GA
榊記彌栄 ◎2003年12月作曲  箏独奏
箏爪が箏の糸を弾き走る時、幾層にも音が重なる一瞬がある。それは野を渡る風の様。風が幾つもの山を越えてシュプールを描く。(作曲者)


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